こんにちは、petit maisonさん
身近な人を幸せにできる人
さて、今回はpetit maisonさんの特別オーダー会にあわせて店主とインタビューをしてきた【後編】をお届けします。(【前編】ではオーダーアイテムについて詳しくご紹介しています)
世の中では大きな夢とか野望とか、そういうものが評価されるし絶対必要なものだと思いますが、私個人としては「身近な人を幸せにできる人」をとても尊敬しています。今回初めてゆったりとお話をして、petit maisonさんは、そういう方だなあと。店主が用意してくれたパティスリー コ・ボナさんのブランデーケーキとともに、petit maisonさんとの優しい時間が始まりました。
(2021.07.28 wed)
ハンドメイド一家で育った幼少期
▲今回のオーダー会に登場「パッチワークポーチ」
「思い返してみれば、母も祖母も、母方のおばたちも、みんなハンドメイド好きでした。パッチワークなどもまめにやっているのを側で見ていたので、自然と自分もハンドメイドが好きになって。でも作家として活動を始めたのは13年前、2008年のことでした」と、終始穏やかな笑顔でお話してくれたpetit maisonさん。
その日も手作りのバッグインバッグを携えて、ふんわりとしたシルエットのスカートに柔らかなブラウス。例えば、待ち合わせでどこかに立っていたとしても「ああ、この方がpetit maisonさんに違いない!」と自然に思えるような、実にイメージ通りの素敵な方でした。
▲手作りのバッグインバッグ。自分用だからそんなに手をかけていないんです、といいつつも、とっても使いやすそう・・・!
意外にも、前職では事務仕事を
2008年に作家活動を始めるまでは、なんと事務仕事をしていたというpetit maisonさん!Excelを使いこなしていたそう。それを聞いた店主が「だからなんですね!」と意味深発言。
店主:
「いつもオーダー会のオーダー表をpetit maisonさんが作ってくれるんですが、それがとってもわかりやすくて。日々のスケジュール管理なんかも上手ですし、前職のお話を聞いてなんだか納得してしまって」。
その後、ご結婚、ご出産を経て、本格的な作家活動をスタートさせたといいます。
店主との出会いの瞬間が新聞に!
作家活動をはじめた当初、自分で作った作品を「発信してみよう」とブログにアップしていたところ、イベント主催者の方の目に留まってハンドメイドイベントに出店。当時は作家さんが作品を直接販売するのも主流ではなく「こんな世界があるんだ!」と衝撃を受けたのだといいます。
ちょうどそのイベントを訪れていたのが、まだ店舗も決まっていないamairo店主でした。
▲petit maisonさんを前に店主、笑顔全開!
petit maisonさん:
「こういうお店をやるんです、作品を扱わせていただけませんか?とお話をいただいて」
店主:
「まだなんの形もない、資料だけの状態だったのにご快諾いただいて…。あれからもう何年もお付き合いさせてもらって、今回のような素敵なオーダー会が開催できるなんて、本当にすごいことだと思います」
そんなお話をする中、petit maisonさんがおもむろに「実は母がこんなものを取ってくれていて」と取り出したのは一枚の新聞記事。
▲当時、petit maisonさんが出店していたイベントについて紹介している新聞記事。
「うつってるんです」
「え?!」
「えええー!!!」
▲よく見ると・・・いた!
店主が一生懸命petit maisonさんに交渉している姿が写っていました。何とも奇跡的な瞬間を捉えた一枚に、一同、ひっくり返るくらい笑いました。
気持ちが上向く布小物
petit maisonさんの作品の特徴といえば、魅力的な色合わせやパッチワーク。眺めているだけで何だか楽しくなるようなものばかりで、毎回入荷するとすぐに旅立ってしまうほどの人気ぶり。
▲昨年のオーダー会でのカフェカーテン。素敵な色合わせ。我が家にもあります!
petit maisonさん:
「基本的には楽しんで作ることを大切にしています。やっぱり伝わると思うので…。気持ちが追われているよりは、楽しんで。うん、そんな感じです」。
そのお話を伺って納得。小さなヘアゴムからバッグに至るまで、大きさや価格を問わないクオリティで、私たちの気持ちをふっと上向かせてくれます。petit maisonさん、その心、作品にこもっておりますよ!
バトンを受け継ぐ感覚で
最後に、今回のような「オーダー会」と「普段の作品づくり」ではどんな違いがありますか?と尋ねたところ
petit maisonさん:
「もちろん自由度は作品づくりの方が大きいですが、オーダーは自分ではしない色合わせや組み合わせなど、発見がすごくあるのが面白いですね」
とのご回答。なるほど、そういう感覚が。
petit maisonさん:
「あと、amairoさんのアイデアをどんなふうに組み込んでいこうかな、と考えるのも楽しかったりします。今回でいうと“A4サイズが入って男性でも使えるもの”、“内側に蓋つきの大きなポケットとペットボトルホルダーが欲しい”とか…」
店主:
「毎回、どんなオーダー会にしようかお話するんですけど、まずはお客さんからの声も参考にしながら“こんなのあったらいいな”をばーっとpetit maisonさんにお伝えするんです。そうすると試作品に落とし込んでくださって。それをまたキャッチボールしながら最終的な仕様を決めていく感じです」
petit maisonさん:
「オーダー会では企画段階でアイデアをキャッチボールして、それを形にして、今度はお店でオーダーを受けていただいて、それをまた形にして…と、何度もバトンを受け継いでいくような感覚がありますね」
「amairoさんには愛を感じる」と取材中何度も言葉にしてくださったpetit maisonさん。店主もまた「この長い関係性がないとこういうオーダー会は絶対できないと思う」と繰り返していました。
▲今回のオーダー会のバッグ!こんなに大容量。男性にもおすすめ。
オーダー会の後も
petit maisonさん曰く、「今回のオーダーバッグはパラフィン帆布を使っているので、使い込むほどに味が出るところが特におすすめです!」とのこと。
既にたくさんの方にオーダーいただいていて、感無量です。オーダー会は7/31(土)で終了しますが、今後も引き続きpetit maisonさんの日常を幸せにしてくれる作品がamairoの店頭を彩ってくれることでしょう。オーダーいただいた方は、完成をどうぞ心待ちに!
きょうも1日、おつかれさまでした。明日もまた、素敵な1日となりますように。
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petitmaison特別オーダー会2021
▼7/31(土)まで
*オーダー会について詳しくはこちらもご覧ください【前編】
◎パラフィン帆布のこだわりトート【限定50オーダー】
♦︎お渡し時期:9月上旬〜下旬(順次)
*オーダー順が41番-50番の方はお渡しが10月中旬になる場合がございます。
店頭で個別にご案内いたします。
♦︎仕様
外布: パラフィン帆布10号
【生成り/薄茶/グレー/ブラック/よもぎ/あおにび/ネイビー/テラコッタ/サーモン/オリーブドラブ】全10色
内布: 79Aパラフィン帆布
【抹茶/あおにび/薄茶/生成り/辛子/オリーブ/ネイビー/ブラック/朱赤】全9色
★外布・内布合わせて3色までセレクト可能
♦︎価格
オプションなし 5,600yen
ーオプションマグネット +100yen
ーオプションタグ +100yen
*タグの色は内布の色になります
♦︎注意事項
数量限定/お一人様2点までオーダ可
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◎パッチワークポーチ【各サイズ限定50オーダー】
♦︎お渡し時期:9月上旬〜下旬(順次)
♦︎仕様
カラー: ピンク・緑・カラシ
サイズ: S・M・L
♦︎価格
S: 1,600yen
M: 2,100yen
L: 2,500yen
♦︎注意事項
数量限定/サイズ問わずお一人様1点までオーダー可