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埼玉県深谷市の小さな雑貨店 amairo
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amairoからの大切なお知らせ

大切なみなさまへ

こんにちは。いつもamairoにたくさんの愛を寄せてくださるみなさまへ、お知らせしなければならないことがあります。

 

 

amairoは、昨年2021年末をもって実店舗を閉店いたしました。今後しばらくは実店舗を持たず、オンラインショップや臨時出店での活動としていきます。

 

 

大切なみなさまを驚かせてしまってごめんなさい。

 

 

なぜそのような決断をするに至ったのか、事後報告という形をとらせていただいた理由についても、こちらのコラムでできるだけ丁寧にお伝えできればと考えています。

 

 

すべての方にご理解いただけるとは考えていません。しかしながら、これが今のamairoにできる精一杯でした。

 

 

最後まで温かな接客で店舗をつくりあげてくれたあゆむさん、愛美さん、いつも一番近くで見守ってくれた奈々さんからのメッセージもこちらに記載いたします。どうかご一読いただければ幸いです。

(2022.2.4 fri 立春)

 

閉店に至った経緯

▲2016年当初

 

美容室Reveさん併設のカフェを間借りしてのスタート、2016年に糸屋さんの前で開店してから約7年、amairoにもさまざまな変化がありました。店主ひとりでの営業だった初期からは想像もつかないほど、たくさんのお客さんにご来店いただけるようになったこと。amairoのパートナーである奈々さん、お客さんだったあゆむさん、愛美さんがスタッフとして力を貸してくれるようになったこと。そして店主の結婚と、それに伴う引っ越し。長年慣れ親しんだ深谷の地を離れ、新しい土地からお店へ通勤するようになりました。

 

 

私生活で大きな変化がありながらも、お店でお客さんに楽しんでもらうために必要なことは、何一つ手放すことなくやってきた店主。走り続けて、少し疲れてしまったのでしょう。身体と心が、悲鳴をあげてしまいました。

 

 

これ以上お店を続けていくことはできないと判断し、あゆむさん、愛美さんと何度も話し合った結果、昨年末で一度実店舗を閉めるという決断に至りました。

 

 

事前に閉店日をお知らせしなかったこと、なぜという想いを持つ方も大勢いらっしゃることでしょう。それは至極当然だとおもいます。

 

 

閉店を事前にお知らせしたならば、きっと優しいお客さんたちのこと、店舗へ足をはこんでくださることでしょう。しかし、クリスマスシーズン、そしてコロナ禍という状況下。店舗内が混雑し、スタッフが混乱し、お客様もスタッフもその空間を楽しめないというのは、amairoが望むことではありませんでした。

 

 

「いつも通り」のままに、最後まで走りきりたい。その一心でした。身勝手ではありますが、最後のわがままとして捉えていただければありがたく思います。

 

 

今後のこと

これからは、というと、しばらく実店舗は持たず、オンラインショップ・臨時出店等での活動を予定しています。オンラインショップはリニューアルし、より思い描くかたちに近いものを手探りでやっていくつもりです。まだまだ具体的なことは決まっていませんが、この頃少し元気を取り戻してきた店主、次の展開に想いを馳せているようです。また何か見えてきたときに、お知らせさせていただきます。

 

 

スタッフからのメッセージ

みなさんへご挨拶ができないままになってしまったため、最後にスタッフからメッセージを記載します。まだ気持ちの整理がついていないなか、言葉を寄せてくれました。もしこれからどこかで会うことがあったならば、優しく見守っていただけると幸いです。

 

 

まずは、ラスト2ヶ月はお客様に直接閉店をお知らせすることはできないけれど、自分の中で感謝の念を送って接客していたという、あゆむさんより。

 

あゆむさん:「amairoから皆さまのもとへ旅立った商品たちが皆さまの大切な日々にそっと寄り添い、暮らしをやさしくポッと照らす存在でいられますように。たくさんのご縁と学びをありがとうございました」

 

あゆむさんの一本芯の通った姿が、言葉や考え方が、最後まで店主を支えてくれました。暮らしはいつだってままならないものだけれど、「愉快に楽しむ」ことを私に教えてくれたのもあゆむさんです。ありがとうございます。

 

▲amairoに空き店舗を紹介して下さった深谷シネマの竹石さんと。

 

 

続いて、愛美さん。

 

amairoに対しても、お客様に対しても、いつでも世間のものさしでなく、自分の頭と心を働かせて向き合ってくれました。このメッセージの依頼に対しても「最後の最後まで、どうしても言葉が浮かばない」と実直な気持ちに手書きでメッセージを添えてくれました。

▲愛美さんより

▲amairoの真ん中には「ai」があると書いてくれたもの。

愛美さんと直接あれこれお話する機会は少なかったものの、少し会っただけでひらめきやヒントをくれる不思議な魅力に溢れた人。誠実で豊かな感性を持つ愛美さんが見せてくれた世界が、たくさんあります。ありがとうございます。

 

 

そして、奈々さん。

奈々さんが「お店番しましょうか?」とふわっと軽いテンションで来てくれたからこそ、店主もお願いします、と即答できたのだと思います。

 

奈々さん:「店主さゆりさんが誰よりもコ・ボナのお菓子を愛してくれたからこそ、こんなにも多くの方に愛されるお菓子になりました。あの日あの時amairoに足を踏み入れた奇跡。そして、そこから繋がる私の「今」。皆様おひとりおひとりの物語に、きっとそれぞれの色とりどりのamairoがずっと在ることが宝物。amairo宝箱でコ・ボナのお菓子に出逢ってくださり、大切にしてくださり、たくさんの笑顔を本当にありがとうございました」

 

大変な事態の時も重苦しくならないよう人一倍気遣ってくれて、真っ先に駆けつけてくれて、大胆な発言で笑わせてくれて。商いをすることの喜びも孤独も知っている奈々さんがいたから乗り越えられたことがたくさんあります。奈々さんのお菓子との出会いは、人生を一変させる力になりました。ありがとうございます。

 

【素敵なお知らせ】

パティスリー コ・ボナさんのお菓子が、糸屋さん・宝美いちごさんでお求めいただけるようになりました!詳しくはパティスリー コ・ボナさんのインスタグラムをご覧ください。

 

 

ありがとうございました

 

▲刺繍ブローチ作家のtyu.さんが贈ってくれた、amairoが詰まっている素敵なカード。

 

amaroという空間にあったのは、モノじゃなくて時間だったんだなと、最近になって強く感じます。お店で過ごした時間だけでなく、そこから選びとって持ち帰ったものが与えてくれる時間、見せてくれる景色。お店の日々を知ることができるインスタをみる時間。忙しさに追われると季節を忘れがちだったけれど、amairoのインスタをみれば「ああ、そろそろあれを飾らなきゃ」と思い至ったり、悩みに悩んで手にしたアクセサリーを褒められてうれしかったり。あんなにも美味しい焼き菓子があるということ、それを生み出せる奈々さんがいるということ。すべて、amairoがなければ感じることができなかった気持ちです。

 

普段わたしはコピーライターとして仕事をしていますが、いわゆる広告ではなく、本当に自分が良いと感じたものをおすすめできたり、作家さんはじめ素敵な方にインタビューできるこのコラムの場は、唯一無二のものでした。このような場を与えてくれた店主に感謝です。そして、amairoスタッフを通じて届くお客さんの「読みました」は、見えないキャッチボールをしているようで楽しかったです。「ギフト用の熨斗の言葉が好きです」とお伝えいただいた方にも、この場をお借りして感謝を。みなさま、ありがとうございました。

 

また、お会いしましょう。それまでどうかみなさん、お元気で。

 

きょうも1日、おつかれさまでした。明日もまた、素敵な1日となりますように。

 

▲ちなみに、糸屋さんのカレンダーを見ると、看板を外した日は旧暦で12月25日。最終営業日と重なる偶然、そして「禍を転じて福となす」という言葉に店主は随分と救われたようです。

 

▲本当に、ありがとうございました!

*店主ブログに、店主の想いが綴られています。もしご興味あればこちらからご覧ください。

 

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