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埼玉県深谷市の小さな雑貨店 amairo
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【amairoの好奇心】知識を仕入れに。

気になる人・場所へいってみよう!

きょうのコラムのテーマは【amairoの好奇心】。こちらは月1回のシリーズ化をめざして今回から立ち上げました。開店以来、ずーっとお店一筋でひた走ってきた店主。休日もほとんど仕事づくしできましたが、“もう少し外の世界をみよう”と、気になる人に会いに、気になる場所を体感しに行くことに。

いつもは商品を仕入れてお届けしていますが、こちらのシリーズでは知識を仕入れて、この場でみなさんにおすそ分けするイメージです。

第一回目の今回は、5/9(水)に越谷の古民家を利用した複合施設「はかり屋」さんで開催された、とあるトークショーへ行ってきました。
(2018.05.11更新)

 

ひとつ屋根の下 in はかり屋

▲イベント参加を終えて満足な店主。petit maisonさんとの期間限定コラボ「春のオーダーバッグ」愛用中です!

埼玉県北葛飾郡杉戸町。都心から約1時間という“ちょっと田舎”のこの街をなんとかしたい!という想いから、choinaca(ちょいなか)というユニットでさまざまな企画をされているchoinacaさん主催のイベント、その名も『ひとがあつまる場所づくり会議〜東京おかっぱちゃんハウスBoojilさん×senkiya 高橋秀之さんトークセッション』に、店主とその姉、ふたりで参加してきました。

choinacaさんについてはこのイベントを通じて初めて知ったのですが、とてもとてもパワフルな方々で、いやはや、もっと個別にお話を聞いてみたい!と思うほど。

この日は特別編で越谷市に今年4/1(日)にオープンした古民家複合施設「はかり屋」さんでおこなわれたのですが、それもまた素敵な空間。雨に濡れた佇まいもうつくしく、また訪れてみたいなあ、とおもわせられました。

 

最初は、コラムに書くつもりがなかったので

実はこちらのイベント、Facebookでふぁーっと流し見していたときにふと目に留まったもの。場づくりに興味があった店主と参加を決めたのも直前のことで、ほんとうに個人的な、純粋な勉強のつもりで伺いました。

が!はかり屋さんを出た直後から、会話がとまらない、とまらない。ふたり、想いは一緒でした。このことをコラムでお伝えしたいね、と。イベント終了後さりげなく「きょうのことを書いて発信してもいいですか?」と主催のchoinakaさんに尋ね、了承を得ていた姉。(ちゃっかり!)

最初はコラムに書くつもりがなかったので写真は2枚しか撮っていないというポンコツっぷりですが、できるだけ文章だけでも読みやすくお届けできるように努めますね。(え!)

 

前置きと言い訳が長くなりましたが

▲写真左がchoinacaの矢口さん。

今回のトークセッション、一人目の主役は、世界各国を旅しながらイラストレーターとして活躍される一方、東京・上石神井で「東京おかっぱちゃんハウス」という古民家を活用したスペースを運営しているBoojil(ブージル)さん(写真中央)。

もうお一方は、埼玉・川口で代々植木農家を営んできたご実家の土地を、カフェやギャラリー、本屋などが集まる場「senkiya」として受け継いでいらっしゃる高橋秀之さん(写真右)。

どのような道のりを歩んできて、現在の活動に至ったのか。場所をつくったあと、持続するための心持ちなど、自己紹介とご自身の活動のお話を聞いたあと、質疑応答、という流れでした。(そのあと素敵すぎるランチ会もあったのですが、わたしたちは参加できず…!残念!)

 

「更新されていくような場所(Boojilさん)」

これまでに世界20ヶ国以上を旅し、特に中南米が好きだと話すBoojilさん。世界中で似顔絵を描きながら過ごしてきた時間を語る姿はほんとうにたのしそうで、うれしそうで。好きなことを軸に活動することは、決して楽しいことだけではなく「実際は地味な作業」とご本人もおっしゃっていましたが、Boojilさんの話し振りからはワクワクがあふれていたのが印象的でした。

お話のなかでおもったのが、“旅すること”は外に視線を向ける動的な行為で、“場を運営すること”は、その場に根付いていく静的な行為。

一見すると逆の行為におもえますが、旅することも、場を運営することも、そこでの出会いを通じて自分を更新していくことにほかなりません。

「東京おかっぱちゃんハウス」の今後について語るとき、Boojilさんは“更新されていくような場所”とおっしゃっていましたが、それはBoojilさんの生き方にも通ずるところがあるなあ、と、おもったりしました。

 

「senkiyaのスタッフでなくなる瞬間がたのしい(高橋さん)」

senkiyaさんには、プライベートで何度も訪れたことがあり、生後数ヶ月の我が子を連れていっても一切いやな顔をせず迎え入れてくれたのが印象的でした。産後疲れていたわたしにとってはオアシスのような場所。

カフェではごはん係さんがいらっしゃって(現在は8〜9組)、その日によって作る方が違うんです。メニューが変わることはあっても、作る方そのものが変わるとは!と、興味深くおもっていました。

▲一年前の5月9日、店主とsenkiyaさんを訪れていました…!その偶然にびっくり&ちょっとおののく。

そんなsenkiyaの高橋さんのお話もまた、印象深く。senkiyaさんをご存知の方はよくおわかりいただけるとおもうのですが、あの素敵な空気感を作り出しているのは、自分のサイズで、ワクワクすることを突き詰めていった結果だと感じました。

senkiyaさんのカフェスタッフさんへ、どんなときにやりがいを感じるかと高橋さんが尋ねたとき「senkiyaのスタッフでなくなる瞬間がたのしい」とおっしゃったそう。ケーキをはこんだ先で、お客様に「そのブローチかわいいですね、どこのですか?」と聞かれ、会話が弾んだとき。そのスタッフさんは、そんなことを感じたそうです。

どんな仕事でもそうですが、対仕事となると、振る舞いにも無意識の枠があります。ホテルマンなら、ホテルマンらしく。カフェスタッフなら、カフェスタッフらしく。

でも、そこから少しはみ出せたとき、仕事人としての自分ではなく、個人としての自分が出たとき、ほんとうの意味でお客さんとつながれて、その空間を一緒に作っていっているんだなあ、と、そんなことを感じました。senkiyaさんはそういうことを重視しているからこそ、あの空間がつくれるんだろうなあ、と。

amairoにもきっと、そういう瞬間がたくさんあるんだろうなと、店主が高橋さんのお話を聴きながら隣で大きく頷く姿をみておもいました。

 

店主、質問!

最後の質問コーナーでは、店主が勇気を振り絞って挙手!正直、姉としては驚きました。ああみえて人見知りな店主、ああいう場で自ら質問するとは!よほど良い時間だったのでしょう。

わたしも、もしどなたも質問されなかったら、と手をあげる準備をしていたのですが、参加者のみなさんの熱量が半端なく、質問内容も濃密で、やむなく断念。こちらで書いておくと…

「Boojilさんは、おかっぱちゃんのキャラクターで活躍されていますが、そうすると、おかっぱ以外の髪型にはしづらいものなんでしょうか?」というもの。(ええ!)

…すみません。どうでもいいことが気になってしまう性分なんです。

 

気を取り直して。このイベントを通じて改めて実感したことが2点。

ひとつは、お二方とも“自分がワクワクする気持ちを大切にしている”こと。
もうひとつは、“デジタルに頼り過ぎない”ということ。

とてもシンプルだけれど、大人になった今、たくさんの事情や想いを感じ取りながらこれらを軸に活動し続けるのはなかなか難しいことかもしれません。

自分の想いにしっかり向き合う。ちゃんと会いにいく。周りの人に感謝して、大切にする。自分の好きなもの・得意なことを出会った人に伝える。

なんだか、仕事のうえでの原点回帰をしたような心持ちです。
参加してよかったと、店主と心からおもいました。こちらで出会った方々とは、また改めてどこかでお会いできますように。いや、会いにいきます!

というわけで、第1回め【amairoの好奇心】シリーズ、完走です。ぜひ感想をこちらにお寄せください。

 

きょうも1日、おつかれさまでした。明日もまた、素敵な1日を。

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